2007 年
11 月
6 日
「終りよければすべてよし」映画上映会
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11月1日に下北沢のタウンホールで生活者ネットワーク主催の映画上映会を行いました。老後の最終段階となる終末期医療の問題を取り上げたドキュメンタリー映画で、監督の羽田澄子さんは記録映画の第一人者として知られ、これまでも高齢者福祉の問題を数々作品に手がけてきました。 今回の「終りよければすべてよし」は、お母様を家で看取ったご自身の経験をもとに、終末期医療のあり方について疑問点や実際に感じたことなどを含め作られています。
誰でもがやがて迎える死。どこで最期を迎えるにしろ、できるだけ安らかに自宅で迎えたいと多くの人は思っています。しかし現在の日本では、病院のベッドで亡くなる方が8割、自宅での死はわずか13%です。住み慣れた家で療養し、肉親や親しい人に囲まれて穏やかに最期を迎えるには何が必要なのかをこの映画は問いかけています。在宅での生活を支えるには、まず、24時間必要な時にいつでも往診してくれる医師が地域にいること。加えて、患者を支えるナースや生活のベースを支えるヘルパーと連携できる環境が必要です。 映画の中では、福祉先進国オーストラリアやスウェーデンの実践例を紹介しながら、日本でも先進的に在宅医療に取り組んでいる太田秀樹先生に密着し、終末期医療のあり方を探っています。太田先生は、栃木県で「医療法人アスムス」を開設、長年在宅医療に取り組んできておられます。地域医療に取り組む医師がもっと増えなければ誰もが安心して終末期を迎えることは出来ません。
生活者ネットワークは、議会で何度も在宅医療について取り上げてきましたが、急速に進む高齢社会に対応した医療・看護・介護の連携したシステムの確立を目指し、より一層の取り組みを進めていきます。「人がどんな死に方をするのか、まさに政治の力が問われる」という羽田監督の一言が印象的でした。
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