2006 年
5 月
30 日
4つ葉プロジェクト一周年記念タウンミーテング
〜子育てしやすい社会をめざして〜
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5月27日、4つ葉プロジェクトの一周年記念タウンミーテングに参加しました。 4つ葉プロジェクトとは、子育ての当事者が、子育て支援の担い手としてネットワークをつくり、出産や子育てに悩み孤立する人を無くし、全ての世代が子どもたちの豊かな育ちを支え合う社会を作ろうという活動です。発足して一年、各地で活動している子育て支援のNPOグループや子育てサポーター、子育て世代の人たちが集まって、これからの子育て支援、少子化について一緒に考えて行こうとこの会が実行されました。 企画、準備、開催からすべて子育て真っ最中の人ばかり、すごいパワーに驚きです。
シンポジウムのパネリストとして、少子化男女共同参画担当大臣の猪口邦子氏をはじめ、慶応大学教授の樋口美雄氏、恵泉女学園大学教授の大日向雅美氏と多彩な方々が並び、まだまだ聞きたいと思う興味深い話が続き、あっという間に時間が過ぎてしまいました。 その内容を一部ご紹介しますと… わが国の特殊出生率は平成16年度で1.29人という危機的状況!(ちなみに世田谷区は0.78人〜一人が一人も生まない状況)日本は子育てがしにくい社会であり、子どもを産み育てるためのしくみが確立されていないため、仕事を持っている女性の7割が出産のため退職している。家族に係わる財政支出は世界の中でも下から5番目で非常に少なく、国の予算は7割が高齢者に充てられている状況で、子育て世代にはわずか3.8%。日本では、女性は子育て・家事をするのが当たり前という意識がまだまだ根強い。19年度からは、すべての分野において少子化対策を行いたいと猪口大臣の力強い言葉でした。 また労働経済学者という立場からの発言では、女性の比率が高い企業は国際社会で活躍しているし、家族政策費の高い国は少子化対策に大きな効果をもたらしている。ワークライフバランスを実現していくための制度を確立する必要があり、それには社会構造を大きく変えていかなければならない。産みたい人が産める社会にするための行政の役割りとして、地域家族への多様な支援、働き方支援、経済的支援と多様な支援について財源をどう使うのかを行政が見分けるべきである。 など、様ざまな観点からの提言がありました。
少子化対策は福祉領域だけでは解決せず、労働問題、社会保障制度、税制などそれぞれのしくみを変えていかないと改善はしない事を実感しました。
当日は雨にもかかわらず多くの人でにぎわっており、小さいお子さん連れの人をはじめ、男性、女性、年齢も様々な方々が参加していました。子育てを楽しく、自分も豊かになれるような社会の実現をめざして活動しているこの会の主催者、スタッフ一同の熱意に敬服しました。
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