2006 年
7 月
27 日
カテゴリ:活動報告
自前で進める「電子自治体」
〜視察報告〜
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7月は定例の委員会視察。今回は兵庫県姫路市と西宮市に行ってきました。
西宮市では、市が進めている「電子自治体の推進について」視察しました。 西宮市における情報化への取り組みは歴史が古く、阪神・淡路大震災の折に は地理情報システムを活用した仮説住宅地図の提供など、被災者支援システ ムに絶大な効果を上げました。
他の自治体では業者主導のインフラ整備を中心に丸投げしているのが一般的 ですが、ここでは費用対効果を意識して自己開発を前提とし、職員の人材教 育を重視して徹底した少数精鋭で経費節減に務めています。そして、住民サ ービスと住民支援のためのIT化を促進しています。
住民支援サービスは役所にしかできないことで、住民と地域のための情報化 を前提に、セキュリティ対策にも力をいれながら行政情報システムを職員自 らの手で独自に開発しています。そして、被災者支援システムなどで既に 費用対効果が高いことが実証されています。 2003年には、地域イントラネットを完成させ、2004年には西宮市総 合行政情報システムを整備し、さらに内容の充実を図っているということで す。具体的には、都市計画情報における「用途地域図等参照システム」、市 内地図案内サービス「道知る兵衛」、福祉介護サービスでの「介護おしえて ネット西宮」などで、すべて自己開発である上、日本初のシステムです。こ れらは高齢者や障がい者でも簡単に使えるように工夫されており、豊富な情 報やサービスを提供しています。
西宮市では、こうして養ったITスキルを活用して、新潟県小千谷市の地震 の際もIT活用支援を申し出たり(実際には現地が混乱していて実現には至 らなかったそうです)、他の自治体に出向いて市長や職員を対象に研修をし たりしているそうです。 自治体職員のやる気と工夫で経費削減や事業の充実ができ、西宮市は200 5年に電子自治体の進展度で全国1位になりました。 世田谷でも学びたいところが多々あり、有意義な視察となりました。
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