2006 年
3 月
2 日
カテゴリ:活動報告
環境教育は持続可能な社会のための教育
〜廃棄物学会のセミナーに参加して〜
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先日、廃棄物学会が主催する環境教育についてのセミナーに出席しました。 多額の税金を使って処理しているごみ問題は、リサイクルを進めればそれだけ財政への負担が増し、焼却による環境汚染や人体への影響など、どこの自治体でも大きな課題となっています。そうした中、東京都23区では平成20年から廃プラスティックを焼却するというゴミ減量やリサイクル推進とはまったく逆の方向が示されました。プラスティック焼却により、今まで解明されていない多くの有害化学物質が排出され、ますます健康被害が増えるのではとの心配もあります。分別を徹底し、ごみの減量を進めなければいけないのに、これではまた逆戻りしそうな状況です。大勢の人が意識を持ち、未来にどんな社会を作っていくのかを、真剣に考え一人一人がそれに向けて行動してこそ、持続可能な社会を作っていくことが出来ます。 そのために、環境教育は重要な基本的手段です。そういった視点から具体的な取り組みや実践について報告され、これから行っていくべき環境教育についても貴重な話が聞けました。
環境教育を進めるにあたっては、すべての教育、学習活動が重要。環境だけでなく経済、人間、社会的なことも入れた幅広い視点からの教育をしていかなければならない。ごみに関することは、リサイクルばかりになりがちだが、暮し方、消費や購入のあり方、流通のしくみを学ぶ事などが環境教育として大切。今の教育は発生抑制につながっていない。学校での取り組みの多くはそこまでになってしまっているが、その先を教える事で子ども達もリサイクルの意義、経済との関係、消費のしくみなどが理解できる。こうした点から日本の環境教育は課題が山積であり、将来に向けた視点が不足していて、大人に対する教育、体系的・組織的な取り組みが家庭・地域・企業などで全ての人が学ぶ仕組みを作らなければならない。 これからの環境教育についてのお話は、以上のような内容でした。
事例報告では、生ごみの堆肥化から食育、命の教育、有機資源と食料の地域循環を実感できる教育。また文京区の小学校で紙ごみを半分にするという取り組みで、9年間で三分の一に、35万円の費用削減につながったとのこと。そこでの教師と子どもが連携したしくみなどが紹介されました。 最後に学校における高熱水費の削減による費用還元のシステム、フィフィティーフィフティープログラムの取り組みが紹介されました。
環境教育推進法が成立しましたが、この法の主旨を理解し、どう活かして行くのかが問われています。 それぞれの地域で環境教育についての活動を広げていくことの重要性を改めて実感いたしました。
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