2004 年
4 月
8 日
カテゴリ:活動報告
国分寺崖線保全について
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「水とみどりの世田谷」といわれるように区内には多くのみどりがありました。しかし、ミニ開発で木が伐採され緑地は宅地化がすすみ、今や区内平均緑被率は20.5%です。そうした中で世田谷のみどりの生命線とも位置付けられている「国分寺崖線」周辺の保全について今、条例作りがすすめられています。昨年から検討委員会が立ち上がり、17年度制定に向けて先日その素案が出されました。崖線区域内の緑比率は37.8%で区内でも特に緑被率の高いところです。また区内にある99ヶ所の湧水のほとんどが崖線上にあります。風光明媚なこの地域の環境を保全・整備するため既存の法令、制度を活用してきましたが、斜面地に建つマンションなど建築基準法の規制緩和でなかなかむずかしい現状があります。そうした中、今国会で提出されている景観関連法案は、自治体が独自の基準でまちを作るといった画期的な内容のものとなっています。今までの都市計画行政は景観の画一化を国が推し進めて来た結果として、まちの個性を破壊しコンクリートのビルが並び、日本の情緒が失われてしまいました。地域の伝統に根ざした美しい街並みづくりのために、区市町村がつくる「景観計画」に基いて、自治体に建築物への規制制限を与えるものとなっています。この法律をどのように活用して条例との整合をはかっていくのか先日の予算委員会で質問に取り上げました。
先日NHKで「100万匹のあゆ」と題して多摩川の自然について放映していました。ご覧になった方もいらっしゃるでしょうが、30年前の泡だらけだった川を浄化したことでこけが生え、虫が生息し、花が咲き、鳥も戻って来ました。今やあゆだけでなく沢山の魚が清流にのって泳いでいます。大自然の持つ力に感動しました。その当時は生活廃水を垂れ流し、合成洗剤が川に住む生き物を無くしてしまいました。生活者ネットワークが20数年前、最初に議会に行ったきっかけは、川をきれいに水を汚さないように合成洗剤の使用をやめようといった運動からでした。環境を守るのも破壊するのも私たちの責任です。今ある貴重な資源を守るため実効力のある「国分寺崖線保全条例」にしていきたいと思います。大勢の人の力で、世田谷の水やみどりを守っていきましょう。
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