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2007 年
5 月
19 日 パオ記念映画上映会「母のいる場所」 〜いのち輝いて今を生きたい〜 |
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平和に暮らしていた70代半ばの両親でしたが、ある日突然母親が脳梗塞で倒れ入院。やがて老々介護の状態になり30代の末娘が高校生の息子と同居し、家族全員で介護にあたることになりますが、仕事をしながらの介護や父親の体力も限界で家族は疲れ果て、娘が有料老人ホームを探してくる。親族の反対があるが、といって誰も面倒は見られず両親とも入居。ホームは明るく楽しく様々な人間模様が繰り広げられ、父親はやがて近くに家を買いかえホームに通う毎日の中で新しい事に出会い自立していく。数年後、ホームで母は家族に見守られ穏やかな最期を向かえるというストーリーでした。 誰もがやがて年を取ります。その時に直面する多くの課題、どうやって生きたいか、生きられるか、施設の必要性、あり方、家族の介護負担、経済的な問題、など等、が投げかけられています。高齢者が地域で暮らしていくための受け皿、対応は自治体の力量にもかかっています。これらの現実の状況と向き合いながら、個々のニーズに対応できるような地域社会を作っていかなければなりません。 監督の槙坪多鶴子さんはご自身も体が不自由ですが、先日89才で亡くなられた母上が高齢で痴呆症にもかかわらず、いつも車いすで上映会などに同行していたそうです。介護の原点は対等な人間関係のふれあいにある、介護する人、される人の人権を保障し、その人らしく生きるために何が必要なのかとメッセージをなげかけています。 私も94歳の父と同居していますが、自分自身に置き換えて考えさせられる映画でした。 | ||
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