男女共同参画課 http://yamaki.seikatsusha.net
活動報告バックナンバー
2004 年 2 月 13 日
男女共同参画課
先日平成16年度世田谷区の予算案がプレス発表されました。新区長による初めての本格予算です。

安心安全のまちづくりを重点として予算が組まれ、子ども達の安全を守るために区立64校全小学校において、携帯メールを利用した保護者への緊急連絡体制を整備しました。事件がおきた時学校から保護者の携帯へ瞬時に情報がまわり迅速な対応ができるというものです。子どもたちが巻き込まれる事件が多発している状況の中、新規事業として16,100千円の予算が組まれました。

そして4月には組織編成も大分変ります。世田谷では新しく「子ども部」ができます。保育課、児童課を一本化する事で子ども施策を充実させるという事です。しかしこの事によって「男女共同参画課」がなくなります。平成12年度から「子ども男女共同参画課」ができて以来男女平等に関する意識啓発を中心に多くの事業を実施してきました。隣りの目黒区では最近、男女平等に関する条例ができました、「DV」「子どもの虐待」など大きな社会問題になっていることから全国的にも各自治体で条例を制定する動きが広がっています。国ではDV法の改正に向けて審議がすすみ参議院のプロジェクトチームでは先日骨子案をまとめました。世田谷区議会もDV防止法改正にあたり、2月に社会環境の整備を求める要望書を国に対して出す事が決まっています。家庭内暴力から子どもへの虐待とつながるケースが多く子ども達を救済するためにもDVへの対策は重要です。


先日、函館市議会の女性議員が超党派で世田谷の男女共同参画の取組みについて視察にみえました。函館市では市民の活動が土台になり「男女共同参画課」ができ、平成17年度を目途に「男女共同参画条例」を制定するため検討懇話会を設置したそうです。世田谷にはまだこの条例はありませんが「子どもの権利条約」に基づく「子ども条例」があります。23区で先がけて平成14年度に制定されましたが、特に「子ども男女共同参画課」があってこそ作られたものです。虐待は人権意識の欠如から起こります。そのためには子どもの頃からの男女平等教育が重要です。今の状況の中世田谷では平成16年度からこの「子ども男女共同参画課」という所管が無くなってしまう事にとても不安を感じています。
全国的なネットワークも広がっており、意識を広げていかなければと改めて感じています。


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